バーベキューの火おこしのコツ|火はどうやって消す?炭の処分方法は?
バーベキューの季節がやってきました!
みんなで料理を作ったり外でお酒を飲むのは、お店と違ってまた格別にうまい。 一度やったらハマッてしまったという方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんな楽しいはずのバーベキューも段取りがうまくいかないと、使えないヤツと思わることもしばしば。 特に慣れてない方は、炭の火おこしがうまくいかず時間が掛かってしまうことありませんか?
今回はそんな失敗をしないためにも、最も重要な火おこしについて、初心者でも簡単にできる方法と炭の消し方や処分方法を紹介します。
バーベキューの火おこし初心者でも簡単にできるコツ
・炭に火がつかず火おこしにかなりの時間が掛かった
・火を起こすのに新聞紙を大量に使いすぎて肉に灰がつきまくった
・せっかくのバーベキューなのに火がつかなくて結局バーナーで焼いた
・炭の火力が強すぎて肉が丸焦げに
私の場合、バーベキューをやる機会が多いので、火起こし器と着火剤はいつも常備していますが たまのバーベキューだとど着火剤買うの忘れたー!なんてこともありますよね。
そんな時のために、着火剤なし火起こし器なしで簡単に炭に火がつく方法をご紹介しますね。
用意するもの
・ライターまたはチャッカマン
・新聞紙
・炭
はい、これだけです。 「百聞は一見にしかず」まずこちらを見てもらった方が早いかもしれません。
ここで使われてる炭は形もよく火が付きやすいものを使用しているようなので早いですが、ホームセンターに売っている安い炭だと30分ぐらい 掛かります。でも、新聞紙を丸めて矢倉を作ればあとはほぼ放置なのでとっても楽ちん
普通に重ねるだけじゃダメなの?
この方法は着火剤がまだなかった時代の人たちが炭の特性を活かして使ってた方法。 煙突着火法ともいうんでしょうかね。正式な名前はわかりませんが、原理としては煙突と一緒。
例えば暖炉や蒔きストーブ、あれって機械で排気してるわけではないのになぜ部屋に煙が充満しないのかわかりますか? それは蒔きに火がつくと炉内や煙突内が暖まり上昇気流が発生するため、そして上昇気流が発生するとうちわなんかで仰がなくても 自然と風の流れできるので何もしなくても燃え続けてくれるんです。
また、炭を環状に配置することによって熱が真ん中に集中しやすく上昇気流を起こしやすい。ただ重ねるだけだと熱が分散されてしまい 空気の流れができないので結果的にうちわや着火剤が必要になります。
あと補足として、炭は横におくよりも縦に置いたほうが火のつきはいいです。これも炭の中は縦に空洞がたくさんあるため横よりも 縦のほうが空気の流れが起こりやすい。
バーベキュー炭の消し方
たくさん食べて十分バーベキューを楽んだら今度は後片づけ。 ここで一番やってはいけないのは、炭に直接水をかけて消化しようとする方法です。 水蒸気で火傷をしてしまったり、灰が飛び散ってしまったり危険ですのでやめましょう。
キャンプ場によっては炭の捨て場があるので確認してみてください。 また捨て場がなく持ち帰りになる場合は下記のような方法があります。
・火消しつぼ
火消しつぼは炭を入れて密封することで二酸化炭素が充満して火が消えます。
火消し用のアウトドアグッズもいろいろ出てますが、値段を見ると結構高いんですよね。 おせんべいやお菓子の缶を代用するケースもありますが、この場合は厚めのものを選びましょう。 百円均一に売っている土鍋なんかも取っ手があり陶器なのでいいかと思います。
自然に消した炭は次に使用するとき火がつきやすいので着火用の炭として再利用できます。
・水で消す
水で消す場合は、炭に直接かける方法ではなく炭を水に浸ける方法になります。 バケツなどに水を張り、1個ずつ水に浸けて消えたら取り出す。炭の場合、表面だけが消えても中に火種が残っている場合があります。 「ジュッ」といったからすぐやめると、中まで消えてない可能性もありますので少し長めに浸ようにしてください。
水に浸かった炭を再利用する場合は十分乾燥させないと火付きが悪いです。