お中元やお歳暮のやめ方|お礼状の断り方文例

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お中元やお歳暮は日頃お世話になっている人へ感謝の気持ちを込めて贈るもの。 しかし中には事情があって続けられない場合もありますよね。 両親や兄弟なら電話でお互いにやめようなど相談もできますが、疎遠になっている親戚など いきなりやめてしまうと角が立たないか心配になります。

そこで今回は、お中元やお歳暮をやめるにはどうしたらいいかまとめてみました。

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お中元やお歳暮をやめるとき

一度贈り合いの関係ができてしまうと、辞めたいけど辞めるタイミングが分からず、続いてしまっていることもありますよね。 でもいきなり辞めると親戚だし角が立たないか心配。どんな方法なら相手に失礼がないよう辞めることができるの?

お中元をやめる時のステップ

お中元を辞退する意思表示はまず送らないことから始まります。しかし、いきなり何も送らないというのは相手に失礼となりますので 以下のように徐々に辞めていくという方法になります。

ステップ1
お中元は贈らず、暑中見舞いのハガキのみ出す。

ステップ2
その年のお歳暮は通常どおり送る

ステップ3
翌年もお中元は送らず、暑中見舞いのハガキのみ出す。

ステップ4
お歳暮の”のし”に「お歳暮」ではなく「ご挨拶にかえて」と添えて送る。

「ご挨拶にかえて」ということでこれが最後ですという暗黙のメッセージとなります。

お中元やお歳暮の断り方お礼状文例

こちらから送る意思がないのに、それでも毎年送られてきてしまう。

お礼状は、頂いたものへと心遣いをお礼の言葉として書くものですが、このような場合は お礼の言葉に付け加え、辞退の意思を伝える場合もあります。

でも、お中元やお歳暮は相手が感謝を込めて贈ってきてくれているものですから せっかくの厚意に対してどのように書いたらいいか迷いますよね。 そこで次回から辞退したいと伝えるためにはどのような文章が好ましいか文例を用意いたしました。

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お礼状の構成を考える

お礼状の例文は文頭、お礼の言葉、断り方、文末と分けて用意していますので好きなものでアレンジして 組み合わせてみてください。

文頭
・背景  時下ますますご清栄の段、お慶び申し上げます。

・暑さ厳しい日が続いておりますが、お元気にお過ごしのことと存じます。

・皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

・日頃は大変お世話になっております。

お礼の言葉
・この度はお心遣いの品をお贈りいただき誠にありがとうございます。

・さて、この度はお中元を頂戴しまして、誠にありがとうございます。 早速、家族で旬の味覚を美味しくいただきました。

・このたびは○○をお送りいただきまして有難うございました。

・いつも何かとお気をかけていただきまして、厚く御礼申し上げます。

断り方
・まことに心苦しく存じますが、今後は、その様なお気遣いはご放念下さいませ。

・ご好意は大変ありがたく存じますが、今後はこのようなお気遣いなさいませんよう、お願いいたします。

・お気持ちのみ有り難く頂戴したいと存じます あたたかいお心遣い感謝申し上げます。日頃なんのお役にも立てず恐れ入ります。どうぞ今後はお気遣いなさいませんように。

・今後はお気遣いなさいませんように、お願い申し上げます。

・これからは、季節のご挨拶のお心遣いなどなさいませんよう、お願い申し上げます。

文末
・どうか皆々様にもよろしくお伝えください。

・お二人のますますのご多幸をお祈り申し上げますとともに、お礼のご挨拶にて失礼いたします。

・どうかお気を悪くなさいませんように

まとめ

どんな理由があっても何も言わず受取り辞退や品物を返送するのは相手に対して失礼になります。 まずは贈って頂いた相手の厚意に対して礼を尽くしたうえで、やんわりと断るようにつたえましょう。

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