七夕の笹や短冊の処分方法は?由来や願い事をする理由もまとめてみました
7月7日は七夕の日。
笹に飾りつけ、短冊に願い事を込めて天の川を見る。
この時期は、幼稚園でも笹飾りや願い事を書いた短冊を作って飾ったりしていますよね ただ困るのは、持って帰ってきた笹や飾り物の処分。願い事が書いてあるしゴミとして出すのはちょっと気が引けますよね。
今回は笹や飾り物の処分方法から、子供に簡単に説明できる七夕の由来を紹介します。
七夕に笹はなぜ必要か子供にわかる由来を説明
七夕といえば、織姫と彦星が年に一度会うことを許された日。 ここまでは、ほとんどの方がわかりますが、子供から以下のような質問がきたら説明できますか。
なんで笹?
なんで飾りつけするの?
なんで願い事をするの?
ちなみに、私はよくわかりませんでした(汗
なので調べてみましたので簡単に説明しますね。
日本では古来より笹や竹を神事に使用してきました。 その理由としては、笹や竹の持つ生命力の強さと殺菌力が、魔除けになると考えられていたから 当初は、飾りつけはなく祭壇に置くお供え物の脇に置かれてたようですが、民衆に広まり飾りつけをするようになったようです。
また、笹が出来る竹は、まっすぐと天に向かって成長していき、笹の葉の音がご先祖様の霊を呼ぶともされています。 そのため、願い事が天やご先祖様に届く様にと、笹が使われているようです。
そういえば、家を建てる時に行う地鎮祭では、祭壇を囲む四方に笹か竹を立ててましたが 笹にはそんな意味があったのかと一つ賢くなりました。
七夕祭りの元となったのは中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」という儀式。 針仕事を生業(なりわい)とする女性たち(織女)が裁縫の上達を願うための儀式だったそうです。
そのため、江戸時代には習字や裁縫、工芸などの芸事が上達しますようにと願いごとしいたのが いつのまにか、欲の出る願いごとになってしまったみたい。
七夕の笹はどうやって処分したらいい?
前置きがながくなってしまいましたが、本題の笹や短冊の処分方法です。
昔はまとめて川に流していた 「七夕笹流し」、「七夕送り」、「七夕流し」などと言って、昔は川に流す風習もありました。 地域によっては、イベントでまだ行われていますが、一般では環境問題の面から川へ流すことできません。
三重県の岩手川では「七夕笹流し」というイベント
神社では年末にお守りやお札などをまとめて燃やすお焚き上げがあります。その時期まで保管する必要がありますが、神主さんがやってくれるので 気持ちとしてはスッキリするのではないでしょうか。
また、七夕のイベントを地域でやっている場合は、聞いてみるのも一つの方法です。もしかしたら、地域の処分情報もあるかもしれませんよ。 自宅に焼却炉がある場合は、終わったら家で燃やしているという方も多いようです。
都会に住んでる方はこの方法が一番なのかもしれませんね。 神主さんに聞きましたが、「白は紙」は邪気を祓ったり浄化の意味もあるようです。 ただ無造作にゴミ箱に捨てるよりかは、安心して処分できますね。